26PHAH17tn.jpg c-fl21t.jpg

アルペジオフルート教室のご案内
ホームページ:http://www.arp-flute.net/

アルペジオフルート教室は、東京・神奈川に9教室展開するフリータイム制のフルート教室です。
お好きな日時に予約をいただきレッスンを行いますので、お仕事や学校が忙しい方でも、無理なくお通いいただけます。
「練習する時間がない」「近所迷惑になるので、日々の練習ができない」という方、ご相談ください。防音のアイデアをご紹介しています。

□ 年間回数は固定しておりません。1ヶ月単位でのお休みもOKです。
□ 予約しきれなかった回数は繰り越しできます。
□ 前日までのお申し出があれば、日程の変更が可能です。
□ ガラスのフルート「クリスタルフルート」のレッスンもしています。

レッスン料金:
○入会金:9,000円
○月謝:月2回7,500円(40分)より
#回数は自由に変更できます。
#スタジオレッスンはスタジオ代の一部ご負担をお願いしております(月700円)

レッスンルーム:
(スタジオレッスン)渋谷・池袋・武蔵小杉・青葉台・横浜戸部
(ホームレッスン)八雲都立大・碑文谷学芸大・武蔵小金井・練馬谷原

体験レッスン実施中!お問い合わせはホームページからどうぞ。

2018年07月13日

防音対策(1)〜近隣への苦慮

「楽器禁止」のお住まいの方へ、防音対策のアイデア

おそらくふつうのフルート教室ではこんなことは教えてくれないと思いますが(笑)ぜひ参考にしていただければと思います。

★残念ですが、完璧な防音は不可能です。なぜかというと、音は空気を伝わってゆくからです。完全に遮断するには空気の行き来を無くさなければならず、密閉空間になってしまいます。しかしそれでは人は窒息してしまいます。ですので、ここに列挙するアイデアはすべて「音を小さくする」という考え方であることをご理解下さい。
(参考:ヤマハアビテックス資料)

防音加工とは:「吸音」と「遮音」を重ねたものです。

ホームセンターなどで売っている防音カーテンは、実はあまり効果がありません。カーテンを持ってみるとわかります。厚手のカーテンと比べてそんなに重さが変わらないようであれば、効果はほとんどないと考えてください。

本当に音を小さくしてくれる防音カーテンとは、フックに掛けるだけで苦労するほど重いものです。

吸音材はワッフル地の厚手の素材。
遮音材はズバリ、鉛です。

このサンドイッチが多いほど、効果が高くなります。ですので、カーテン自体が重たくて5重構造などの記述があるものは、効果が高いと考えていいと思います。

市販の防音カーテンを利用するときは、吸音材として厚手のカーテンを併用すると効果が高まります。ただしカーテンレールが余分に必要になります。
ちなみに壁際に洗濯物や衣類を吊るすだけでも「吸音効果」があります。

・吸音効果のあるもの・・・厚手のカーテン、じゅうたん、衣類、布団などやわらかい繊維質のもの、ダンボール(シート状の巻ダンボールは×。板状か箱を広げたものが○)
・遮音効果のあるもの・・・防音カーテン(鉛が入っています。防弾チョッキ並みです)重量のある扉、木製の雨戸(吸音材併用で高い効果。金属製はまったく意味なし)二重窓(シーリングがしっかりしていること)遮音シート(単独では意味なし。壁に貼り付けるか吸音素材で挟む)


防音に適した場所、建物/音を出してはいけないところ

○おすすめの場所、建物

・上層階、特に最上階角部屋

フルートの音は上に飛びます。ですので、上の階ですと、音が漏れても適度に散ってくれます。最上階角部屋なら、お隣さんだけ気を遣えば済みます。ただし窓の向こうの隣も同じ階層の建物だった場合は、窓際(ガラス)だけは気を付けましょう。

・コンクリート打ちっぱなしの建物

「鉄筋コンクリート」と「鉄骨構造」では、防音効果は全く異なります。
コンクリートの場合は密閉度が高いので、効果は絶大です。

・線路沿い、高速道路の近くなど、騒音のひどい地域の住宅

騒音対策で防音が非常にしっかりしています。このため、音楽に携わるには、防音上は最適な条件ということになります。また、居住条件的には不利なため、家賃や価格の相場も低めの傾向にあります。

×音を出してはいけない場所、建物

・窓際

ガラスがいちばん音を透過します。ですから、窓際では練習しないように。特にガラス越しに隣の建物が迫る場所は、窓防音(二重サッシにするか、防音カーテンを工夫して巻きつける)をしないと音が漏れます。

・風呂場

コンクリート製だと密閉度は十分ですが、高い湿度で楽器が傷みます。また、響きすぎる傾向にあります。

・ユニットバス

密閉度は十分ですが、その素材や排水管や換気扇から音漏れがしますので、不向きです。湿度も×

・鉄骨構造のアパート、マンション

建物自体は丈夫ですが、壁は薄いです。音を出せば間違いなくトラブルになります。ちなみに空気の抜け道はいっぱいあります。不動産もオーナーも、はっきり言って防音にはど素人です。集合住宅では鉄骨と聞いただけでアウトだと思ってください。


防音に関して無知ぶりを発揮する不動産/オーナーの例

「楽器OK」の住まいを下見すると、実は住宅密集地の木造アパートだったりします。これのどこが?と尋ねると、「音の小さな楽器ならOK」という返事がきます。

では音の小さな楽器とは何?
・フルート=アウト(音が高くてうるさいから)
・バイオリン=セーフ(初心者ののこぎり音、上級者の轟音はとてつもないことを知らない)
・ギター=セーフ(アコースティック限定らしいが、それでも音量のある人はいる)

防音対策が何一つ施されてなくても、大家の裁量でOKという場合はトラブル含みです。不動産は大家の意見を黙認します。契約書は「節度を持って」というあいまいな文言しかありません。完全防音がない場合は、鉄筋コンクリート以外は契約しないほうがいいと思います。


防音カーテンの製造元は情報が豊富

福井の製造メーカー、スターライト
http://www.jttisno1.com/index.html

以前、当教室が独自物件を所持した際、防音カーテン「ソフト音」を部屋の間仕切りとして採用させていただきました。驚くほどの効果がありました。その後物件は撤収しましたが、自宅の壁防音に流用しました。こちらもかなりの効果を発揮しました。防音の知識は主にこちらで勉強させてもらっています。

また、ヤマハアビテックスも一時所持していました。管楽器用でしたが、ピアノ用とは30万近くの価格差がありました。これはピアノがキーを叩く操作による床防音を強固にしていることに対し、管楽器はすべて音が拡散するため床防音が薄くてよく、それで安くなるのです。それでも1.5畳で60万強でした。

スターライトさんでは、防音カーテン「ソフト音」をフレームに巻きつける形で防音室を製作しました。価格はサイトを見て確認してください。きっと驚くと思います。

その他ミニ知識

・昼と夜では音の飛び方が違います。昼間はただひたすら上昇するだけですが、夜間は地を這って拡散します。夜間に練習される場合は「吸音」を念入りに。天井や床防音に気を使うのもよいと思います。

・騒音の多い地域は振動もありますので、録音を目的とする場合はあまり向いていません。一般的に録音スタジオは地下階に作られる事が多いようです。バンドスタジオやライブハウスに地下階が多いのも、音はもとより振動防止を考慮しているためです。

・この振動を抑えるために大変苦心したホールが、池袋の東京芸術劇場です。真下を地下鉄有楽町線が通っており、騒音と振動を避けるために、地上5階まで吹き抜けの構造になっているのです。さらに、大ホールはその上に設置されている念の入れよう。地下階の小ホールは完全防音のため音響的にデッドな構造で、主に演劇用に貸し出しているのだそうです。

・ピッコロは夜10時を過ぎて練習してはいけません!人間の可聴範囲ぎりぎりの超高音域で、しかも音が拡散する時間帯に突入するからです。気をつけてくださいね。
posted by arp-flute at 12:28| Comment(0) | 防音のこと

レッスンルームはどんな場所?

みなさんは「レッスンルーム」と聞いて、どんな場所を思い浮かべますか?
雑居ビルの何階とか、ショッピングモールの中とか、楽器店の中とか。
あとは個人宅、教室独自のビル。こんなところでしょうか。
私は(当教室は)やりませんが、知人にはカラオケボックスでやる方もいます!

実は、レンタルスタジオでのレッスンは、個人の講師が利用する形ではかなり多いのです。
アルペジオフルート教室は、このスタジオレッスンと、講師の個人宅を利用したレッスンを併用していますが、2か所だけちょっと特別な場所があります。それは、横浜戸部ルームと青葉台ルームです。

横浜戸部ルームは、打楽器奏者の楽器置場兼練習場を、ミニホールや録音スタジオとしても使えるように設計されている場所です。ここの空き時間をスタジオレンタルとしています。なかなか珍しいケースかもしれません。

青葉台ルームは、いずれ展開する「アルペジオ物語」で詳しくお伝えしますが、この教室の元となった「音楽喫茶アルペジオ」の閉店に伴い移転してきたものです。

実は当初、移転先がなかなか決まらず困惑していました。長津田にはレンタルスタジオはあるものの、時間貸しではなく月極契約。一時的に使いましたが、やはり使い勝手が悪く移転は断念。他の情報が全くない中、意外なところにありました。なんと、実家から線路を超えて向かい側、長年大手の看板でやってきたT音楽教室でした。

大手との契約を終えて独立したのを機に、レンタルスタジオを始めたのです。もちろんすぐに問い合わせました。が、メールだったのがまずかったんでしょうか。返事が来なかったのです。メールフォームがあるのだから対応すると思ったらそれは間違い。ネット管理者が決まっていなければ放置されることが多いのが実情。

今思えば、地元なんだから電話一本入れた後ごあいさつに行けばよかったんですが、足踏みしてしまいました・・・

その直後でした。二駅隣の青葉台で教室を展開している先輩と仕事で会い、この話を打ち明けたら「いまちょうどうちが空いているんだけど使わない?」とお誘いを受け、とんとん拍子で話が決まってしまったのです。



この話、どちらも共通するのは「他教室のスタジオでレッスンをする」ということ。
講師としては、実は結構後ろめたい気持ちが大きく、運営側も非常に歯がゆいようで、多くは講師から申し込んでも断られます。仮に受け入れてもらったとしても、肩身が狭い思いでレッスンすることになり、しかものちのちやんわりと利用を断られることも。

T教室の場合、レンタルスタジオと告知した結果別の教室から打診があって驚いたことは想像に難くありません。実は1か月も経ってから電話があったのです。お返事遅くなって申し訳ありません、利用できます、ということでしたが、青葉台に決まっていたので丁重にお断りしました。承認するかどうか結構もめたのかもしれません。

「他教室のスタジオでレッスンをする」のは、よいつきあいや長いつきあいがあっての話なのです。私の場合、素晴らしい先輩のおかげで移転先が決まりましたが、一見飛び込みではどんなに丁寧に交渉しても、すぐにはお返事をもらえないものなのです。


先日、この方法で自宅に近いところでレッスンをしてほしいという要望がありましたが、お断りしました。いま書いた通り、生徒さんが思うほど簡単な話ではないのです。いや、ほぼ無理です。




いろんなリクエストを聞いて20年近く運営してきました。が、中にはいまだこうして解決できない問題も抱えているものです。より良い形、これからも模索していきたいと思います。
posted by arp-flute at 11:01| Comment(0) | レッスンルーム

2018年07月05日

クリスタルフルートの楽譜ごあんない

クリスタルフルートは六つの穴を開けたり閉じたり、時には半分だけ開けて音を出す楽器です。しかし、これまでクリスタルフルート向けにリリースされた楽譜は、製造元のホール社が発行するものしかありませんでした。楽器自体は通販で多く出回るようになりましたが、気軽に演奏できる楽譜はなく、フルートやリコーダーの楽譜をアレンジして使うことが通例となっていました。
当教室の指導でも、主にフルート用の楽譜を使用しておりましたが、いくつかの問題点を抱えておりました。

・Cピッコロでは、レギュラーのフルートとは指使いが異なる
・Dピッコロでは、最低音が「レ」となり、ハ長調の曲が演奏しにくい
・調号(♯♭)が多くなると半開きが増え、演奏しにくい
・フルート用の楽譜では音域が広すぎて追いつけなくなる

これらの問題点を解決すべく、クリスタルフルートコース担当の斎藤は楽譜の編集に取り掛かりました。そして、このたびDピッコロ用の曲集が完成し、PDF出版いたしました。

cscore01.gif

ガラスのフルート「クリスタルフルート」のためのアレンジ集です。 誰もが知っているメロディを集め、クリスタルフルート向けに演奏しやすく移調しました。また、使う音の数・音域・リズム・曲の長さに応じて難易度を設定し、やさしい順に並べました。
難易度の一覧表や指使い表も添付し、初めて吹かれる方に親しみやすくしてあります。リコーダーや金属管のフルートにも使用できます。

収録曲:メリーさんのひつじ、かごめかごめ、ジングルベル、聖者の行進、かえるのうた、きらきら星、むすんでひらいて、山の音楽家、モルダウほか26曲

難易度別に並んでいるとても練習しやすいものです。当教室で受講されない方もお気軽にご利用いただけます。(斎藤信彦編)

★同じ内容でGフルート用・Cピッコロ用を相次いで出版する予定です。また、各楽器用に第2集の出版準備も進めております。どうぞご期待ください!

楽譜の詳細・ご購入はこちらへ。
http://music-bells.com/?pid=14790634
posted by arp-flute at 18:06| クリスタルフルート