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アルペジオフルート教室のご案内
ホームページ:http://www.arp-flute.net/

アルペジオフルート教室は、東京・神奈川に9教室展開するフリータイム制のフルート教室です。
お好きな日時に予約をいただきレッスンを行いますので、お仕事や学校が忙しい方でも、無理なくお通いいただけます。
「練習する時間がない」「近所迷惑になるので、日々の練習ができない」という方、ご相談ください。防音のアイデアをご紹介しています。

□ 年間回数は固定しておりません。1ヶ月単位でのお休みもOKです。
□ 予約しきれなかった回数は繰り越しできます。
□ 前日までのお申し出があれば、日程の変更が可能です。
□ ガラスのフルート「クリスタルフルート」のレッスンもしています。

レッスン料金:
○入会金:9,000円
○月謝:月2回7,500円(40分)より
#回数は自由に変更できます。
#スタジオレッスンはスタジオ代の一部ご負担をお願いしております(月700円)

レッスンルーム:
(スタジオレッスン)渋谷・池袋・武蔵小杉・青葉台・横浜戸部
(ホームレッスン)八雲都立大・碑文谷学芸大・武蔵小金井・練馬谷原

体験レッスン実施中!お問い合わせはホームページからどうぞ。

2018年07月21日

レッスンいろいろ

フリータイムレッスン

アルペジオ・フルート教室では開設以来、講師と生徒さんが直接スケジュールを話し合って決めるスタイルを貫いてきています。
フリータイムレッスンを長くやってきて感じたことはたくさんあります。もちろん、講師が生徒としっかり向き合ってレッスンするというスタイルだから、多くの要望も受け止めることができたと思います。勤務がシフト制で曜日が一切関係ない休日設定の方、フレックスタイムで勤めていらっしゃる方、仕事自体が午後〜夜間の方・・・そういった時間の問題は、アルペジオ・フルート教室では真っ先に受け止めたいと思います。

スケジュールの組み方

フリータイムだから・・・と来てみたものの、いつでも予約できるという油断から練習しなくなってしまった・・・こんな生徒さんもいました。その方は結局「自分にノルマを課すために」定期的に来るようになりました。なるほど、レッスンのかたちはいろいろなものがあるわけですね。
当教室は予約日時は拘束しません。月謝制でも、回数を決めたと思っていただければ結構です。ただ、この方の例のように、3回ともさっと予約してしまう、というのも手ではあると思います。

さまざまなリクエスト

ジャズ・ボサノヴァ・ポピュラーのページでもちょっと書いていますが、肝心なのは「何をやりたいか」です。
「とにかくうまくなりたい」という一心で来られる方もいれば、「クラシック以外のフルートを吹きたい」という方もいます。
しかし、案外多いのが「ちゃんと習ったことがないので・・・」という方々です。
中高のブラスバンドで手ほどきを受け、レッスンは通ったことがない、というケースです。
実は音楽大学受験生でも、こういう例があるのです。
また、社会人になっても引き続きブラスバンドで吹いている方が、個人の技量を上げたくてという目的で来るケースもあります。

そして、非常に多いのが「久しぶりなので基礎から教えてください」というオファーです。

ちょっと待ってください。あなたの基礎ってなんですか?全部ダメだから最初からやり直し?そんなことはありません。
楽器を構えられる。その前に組み立てられる。音も一応出る。指もあまり忘れてない。
この時点で「楽器の基礎知識」はありますよ。
大概は、オクターブが出ないことと、故障を知らずに音が出ないと嘆いているものです。

基礎と基本はちょっと違います。楽器の扱いを「基本操作」楽典の知識を「基礎知識」と言い換えればわかるでしょう。
そんなリクエストをフォローします。ぜひ体験レッスンに足を運んでみませんか?

もっとうまくなりたい!

「どうやったらうまくなるのか」ひいては「練習しないでうまくなる方法はないの」という議論が後をたちませんね(笑)かくいう私(斎藤)も、練習嫌いの虫でした。それだけに、効率のよい方法は人一倍研究し、多彩に持ち合わせているという自負があります。そのヒントやアイデアをみなさんに伝えるのが、私たちの役目です。

もちろん、ひとことで言い表すことはできません。一生勉強です。向上心を持ちつづける人が、うまくなりつづける人だと私は思います。ぜひ、自分で創意工夫してください。

それよりも前に、いまの自分の音や技術に不満があるとすれば、どういったところなのでしょう?まず、それをしっかりまとめてみてください。はっきりしないことには、解決の道も歩めませんから。

私(斎藤)にとって、レッスンとは教えることだけでなく、生徒さん一人一人の技術のズレをチェックし修正する場所でもあると思っています。

世のレッスンプロには、先生の世間話だけで30分すぎてしまったり、いきなり吹かせて音が悪いと指摘したり、ずいぶん酷い人がいると風の便りに聞きました。

生徒さんのリクエストにどれだけ応えることができるか。それが講師たるものだと思います。私はできる限りのことを受け止め、丁寧に指導してゆきたいといつも考えています。その表れが、方向性を尋ねるというコンセプトのレッスンと、ウォーミングアップを必ずレッスンに含めるという考え方です。

フルートやレッスンに対する悩み・・・

♪むずかしくてつづかない・・・という方、結構多いのでは?
憧れて始めたフルート、大枚はたいて買った楽器、さぼりまくったレッスンに今更行けないし、オークションにでも出せば・・・なんてあきらめないで、もう一度やってみませんか?

♪ブラスバンドやオーケストラでも人気の高いフルート
人数は限られていて、参加できる曲が少ない・・・どうしてもうまい人に偏ってしまって、自分の出番がない・・・やめるには惜しいですよ。

♪いまさらリズム感や音楽理論など覚えられるわけがないしなぁ・・・という方!あきらめちゃいけません。
理論はあとづけ。楽譜は覚え書きから始まったものです。よくばらなければ、きっちり身に付けられる方法がありますから、一度相談にきませんか?

♪レッスンのたびに怒られてへこんでいる人!あなたはどういうレッスンを受けたいのかな?自信をつけたい、うまくなりたい、怒らない先生がいい(笑)などなど、不満や悩みを打ち明けませんか?通常、複数の先生に同時に師事することはおすすめしませんが、それはともに毎週通うような極端な例です。私がいつものレッスンの通訳だと思って足を運んでみませんか?

♪仕事が忙しくて、せっかくのフルートが手につかない・・・という方がかなり多いようにお見受けします。そういうときこそ、レッスンで「吹いて」ください。当教室のレッスンは生徒さんの「練習機会」としても受け入れています。やっと確保できた練習時間、そこにアドバイザー的な講師がいると、きっと安心できることでしょう。練習できなかったことを悔やんでいると、どんどん足が遠のいてしまいますよ。

私のわがまま聞いてください

これまで受付けた生徒さんの中に「始めても続くかどうか不安」「練習できないままレッスンに行くのが怖い」「とにかく早く吹けるようになりたい」「私はプロを目指すわけじゃないから厳しいレッスンは要りません」などたくさんのご希望がありました。

当教室のポリシーは「できる限りリクエストに応える」方針ですので、体験レッスンで十分お話を伺ってからレッスンをスタートするかどうか決めます。でも、レッスンを受ける前にはっきりしておきたいことだってあるでしょう。その時は「お問い合わせフォーム」で気軽に尋ねてください。すぐにお返事いたします。

メール相談ののち、お電話で直接お話を伺うこともありますが、体験レッスンに無理矢理お誘いすることはありません。やはり、ご自身で十分納得していただくのがいちばんです。私たちは「フルートを好きになってほしい」ことが一番の願いで、そのきっかけを提供したいと思います。

*「早く吹けるようになりたい」方・・・1曲マスターだけのレッスンも承ります。
*「毎週通えない」方・・・スケジュールとカリキュラムはできる限りのリクエストにお応えします。
*「一度にまとめてレッスンしてほしい」方・・・月謝を回数券としてご利用になれば、一度に2回分消化することで80分のレッスンとして受講できます。ただし初心者(始めて1年以内)の方は除きます。この項目はこちらでご紹介します。
posted by arp-flute at 13:10| Comment(0) | レッスンのこと

初心者向けのレッスンについて

長時間レッスンをお勧めしない理由

アルペジオ・フルート教室では、初めてフルートに触れられる方から長時間のレッスンをリクエストされても、基本的にはお断りしています。
少ない余暇で、一度にまとめて教わりたい。その事情は理解できますが、大きなリスクを伴います。少しずつ解説してまいります。

管楽器用の呼吸

大きく吸って、少しずつ吐き出す。実は普段めったにやらない動作です。
素潜り数分できますとか、水泳、水球、レガッタの選手ですとか、自衛隊だとかレスキュー隊だとか、体力や肺活量に自信のある方でも、この操作は戸惑います。妊婦さんのほうが練習できてるかもしれません。
しかも、この動作を曲の演奏時間中繰り返すのです。歌を歌ってる感覚で声帯を使わず、唇をすぼめてできるようであれば、演奏に近づくでしょう。

ですが、この慣れない呼吸法は、確実に疲れます。30分でもきっと大変だと思います。

楽器の構え方

最も難しいのが「左人差し指の付け根」に楽器を乗せるということ。
この動作は、左手の手首を外へひっくり返すことが大前提です。担ぐような形です。
しかし、初心者の方は残念ながら、フルートを持つとほぼ100%、握る動作に変えてしまいます。
それによって手首は内側に折れ曲がり、人差し指の付け根は下を向いて楽器から離れます。
繰り返し覚えていただくほかありませんが、無理な練習は腱を痛めます。
30分でも節々が痛くなってしまうかもしれません。

唇への当て方

人間の五感で一番鈍い触覚。唇がリッププレートに触れる感覚は、鏡を見ずに目を閉じて触れる、離すを繰り返していただくと、神経が研ぎ澄まされて身についてゆくと思います。この当てる位置は百人百様で、個人差が大きいため、絶対的な方法はありません。
個々が音の出るポイントを探してゆくことが大事になります。

このポイントにこだわるあまり、最初の3か月はなんとマウスピースだけでレッスンするという方がいます。完璧な音づくりという意味では理解もできますが、うーんどうかな、憧れのフルートを組み立てさせてもらえないというのは、、、

三点支持、右手のバランス

フルートは唇(顎)と左人差し指の付け根、右手親指の3か所で楽器を構えます。
しかし前者二つが不安定なため、右手はどうしても握りに行ってしまい、親指以外の指、特に人差し指で機械の部分を支えてしまうことが多いです。

一度、思い切って右手でフルートを握ってみます。その状態から、親指以外の指をあらかじめ定まっているキイになじむよう手を開いてゆく(うしろに引いてゆく感じ)と、すべてのキイを押さえたときに親指が自然に握る位置が決まっているはずです。

そして、右の小指はほぼ押さえっぱなしになるので、実は小指が支持の補助(事実上の4点支持)にもなります。

しかしこのバランスを覚えるのは本当に大変で、しばらくは上半身の筋肉痛があるかもしれません。



まとめると、

・歌っている感覚で息を出す
・「左人差し指の付け根」に楽器を乗せる
・左手首は外に折れ曲がる
・右手親指は一度握った操作から位置を決める

これを覚える過程でチェックとサポートが必要です。
また、音を出すポイントのために、唇のすぼめ方や息の出し方を探ってゆきます。

これらのサポートは週1ペースで30分のレッスンが無難です。
月2だとちょっと弱いと思います。ましてや月1では覚えられないか、大きくずれてしまいます。
一度にまとめて長時間やると、体の痛みとの戦いになります。また、苦労して身に着けても、ちょっとしたずれで音が鳴らなくなったり、構えが乱れたりしてしまいます。
ぜひ、週1ペースでの受講をお勧めします。練習できてなくても構いません。毎週チェックすることに大きな意味があります。



余談ですが、唇への当て方には「押し付ける」ことには賛否があります。
押し付けると骨伝導で音を聞いてしまうため、本当の音が聞き取れないという説が否定派の意見です。

ですが、力学の観点では、2点(唇と右親指)の力を1点(左人差し指の付け根)で押し返すバランスとなるので、どの力が弱くても支えきれません。ですので、ある程度しっかり押し当てることは必須になります。

顎や歯が痛くなるほど押し付ける必要はありませんが、バランスを取るためにはしっかり押し当てる。これが大事だと思います。
posted by arp-flute at 12:55| Comment(0) | レッスンのこと

防音対策(2)転居エピソード(トラブル編)

筆者は賃貸物件を数回転居しています。そして、その都度練習や隣人とのトラブルを経験してきました。これをもとに、トラブルのない音出しを考察してゆきたいと思います。

実家は最適の練習場所だった

横浜の新興住宅地(といっても遡ること50年も前の話ですが)の戸建てに長く住んでいた私は、物心ついたときから右隣が空き地だったのを覚えています。のちに、空き地の裏の住人の所有で、息子さんに住まわせるために大きな庭として管理していたそうですが、息子さんがこの土地に住むことを嫌がり、その名義での家が建つことはありませんでした。

ということは、この空き地に面した部屋では練習し放題だったのです。実家に30年以上住んでいましたが、練習によるトラブルは一度もありませんでした。

隣が空き地で、窓際でガラスから音が透過しても散ってしまう。これが好条件の理由でした。

ちなみに現在はこの空き地は売却され、不動産の建売が2件立ち並びました。窓の向こうは隣家の窓。とてもじゃないけど音出しはもうできません。


実家を出て最初に住んだのはトラブルの温床

鉄筋コンクリートのマンション・・・でしたが、昭和40年代のオイルショック前後に建てられたため、手抜き工事だらけ。当時の設計では、隣家との壁はコンクリートではなく木材への塗り壁。つまり、外構だけがコンクリートだったのです。

大家からは元々、楽器練習は厳禁とのお達しがあったため、ここでは一切練習ができませんでした。立地は駅前の商店街のはずれ、住宅密集地。壁の隣も裏もマンションやビル。音漏れは100%開放的で、両隣の隣人は、左の部屋のご夫婦は毎日喧嘩、右の部屋の老婆は耳が遠く、朝4時から掃除機を壁に叩きつけるわ、裏から苦情が来るほど爆音でテレビを見るわ、おまけに最上階に住む老いた大家も耳が遠く、会話は基本的に大声。内見の際の会話が住人から注意される始末。

両隣の音について大家に相談しましたが、聞いてくれないと取り合わず、ならば代わりに音を出させろと詰め寄ると、老婆がこのマンション完成以来の住人らしく、強く出られないと。仕方なく、ここを退去しました。

大家のお墨付き、契約事項にも練習時間記載なのに

次の物件は、最初から練習できる環境で探しました。が、ここが落とし穴でした。
不動産は、防音されている建物ではなく、大家が承認している建物を探していたのです。のちにトラブルになってから気づきました。RC鉄骨構造、コンクリートではなかったのです。

大家は90歳を超えても掃除やメンテナンスに通えるほどの体力で、何か問題があると手書きの書面をポストに投函して注意を促す方でした。耳も遠くなく、電話をしてもしっかり会話が成立しましたので、家賃が遅れそうになると連絡したり、音の状況を尋ねられたりと、かなり懇意にしていました。おかげで、更新料は要らないよと言われており、長く住む条件が整っていました。音については、常識の範囲内でお願いしますと言われていました。

契約条項には朝8時から夜8時までと明記され、今度は喜んで練習できると思ったのですが・・・意外と壁の向こうの音が聞こえるのです。いやこれはよくないなと。そして、その壁に防音カーテンを這わせることにしました。若干音は小さくなりましたが、消えたわけではありませんでした。

トラブルは1年後に発生。練習中に隣人から壁を激しくたたかれたのです。怒声も聞こえました。やってはいけなかったのですが、一度直接交渉をしてしまいました。隣人は、最初こそ怒っていましたが、すぐに自分のあやまちに気づいたらしくトーンダウン。壁の向こうは隣人の寝室で、仕事はタクシー運転手。怒声は同居の母親との会話が中心だったそうです。防音について不動産に相談しようと手打ちになり、大家と不動産に連絡を入れましたが、

大家は心配して何度も連絡をくれるものの、壁を厚くするなどの工事には応じず、不動産も様子を見るばかり。仕方がないので防音パネルを壁の広さ分だけ購入し、防音カーテンと壁の間に設置することにしました。これはそこそこ効果があり、トラブルはなくなったのですが、不動産からなんと「契約違反」を指摘されることに。それはレッスンをしていたため、商用契約になるというものでした。結局、これで折り合いがつかず、退去することになりました。



みなさまに申しあげたいのは、基本的に「楽器OK」とされている物件のほとんどは大家の裁量であるということです。まだまだ昭和の大家が多く、隣人には気を遣って生活しましょうという主義なので、防音はされていません。
この部屋なら、この楽器なら、音は小さくトラブルにもなりにくいだろう、という条件なのです。

建物としては、どんなに新しくてもアパートはダメだと思ってください。外観がレンガ造り風でも、隣家との壁はコンクリートやレンガではありません。内見で壁をたたけばわかります。また、階段の上り下りがしっかり部屋まで聞こえてしまう場合は、玄関の扉が音漏れの原因です。
マンションであっても、鉄骨構造は避けてください。結局壁の薄さや素材でアウトになります。


ちなみに、迷惑と感じない音のレベルですが、スマホをスピーカーモードにしないでテーブルに置いたとき聞こえてくる程度、と考えてください。防音ボックスは「ひそひそ話程度」まで小さくなると説明していますが、同じレベルです。これなら壁を通り越してもほとんど聞こえません。

ご経験のある方は多いと思いますが、
・隣家で普通に会話されるとまる聞こえ
・オーディオやエレキギター、ベース、ドラムの振動が来る
・テレビの音声がモコモコ聞こえる
これらは全部音トラブルの元凶です。すべて音の振動が壁に伝わって起こるものです。
ひとりごとやテレビのネタの爆笑、お隣に聞こえてますよ。楽器はハンパないって(笑)
posted by arp-flute at 11:02| Comment(0) | 防音のこと